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こんにちは、WalkMeのセールスエンジニアのSです。 セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説、第三回目です。 今回からWalkMe管理者のツール「WalkMe Editor」についてお話しします。 最初に用語の整理ですが、WalkMe Editorのことを、 単に「Editor」や「エディタ」と呼んでいます。 一方、エンドユーザー側を「Player」や「プレイヤー」と呼んでいます。 このブログでは、WalkMe Editorを「エディタ」、 エンドユーザー側を「プレイヤー」としていきます。 次にお知らせです。 なんと、WalkMe Editorに日本語インターフェースが加わりました! これまでWalkMeをご検討頂いていたたくさんのお客様、そして既存のお客様から 「英語しかないのですか?」 「英語だとわからない」「結局外資のツールですね・・・」などなど、 ご指摘・ご要望を頂いておりましたが、大変長らくお待たせをいたしました。 この3月よりエディタの日本語インターフェースのご提供が可能となりました!!! 単に翻訳業者で翻訳にかけたわけではありません。 イスラエルのプロダクトチームと日本の技術メンバーが 共同で翻訳を含む日本語化プロジェクトを進めてまいりました。 技術的な仕様の制約などにより、全てを日本語化しきれているわけではないですが、 現在日本語化できてない部分も今後順次改善をはかってまいります。 ※既存のお客様で、日本語をご利用になりたい場合は 個別の対応が必要となりますので、担当の営業、CSMまでご相談ください。 さて、このエディタによるWalkMeコンテンツの作成ですが、 「作成にはプログラミング・コーディングの知識が必要ではないのですか?」 「とにかく難しそう」「どう言うスキルが必要なのですか?」 などなどの、不安のお言葉を頂くことが多々ございます。 そんな時に、お答えとしては以下の様にお答えしております。 <以下の素養をお持ちであればコンテンツ作成は可能です> プログラミング・コーディングの知識は必須ではありません。 あると理解が進むが以下の知識は必須ではありません。 ウェブの基礎知識 HTMLやCSSの簡単な知識 jQuery等もわかると尚可 エディタの使い方を理解することが重要です。 やりたいことに対して どのようにエディタを操作すれば実現できるかを知っていること あるいは、知らない場合でも、調べ方を把握できており、新しい知識を得ながら実現できること エディタはGUIのツールです。 マウス操作とキーボード操作ができれば使うことができます。 ”じゃぁ、エディタの使い方を理解”ってどうするんだ? と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 エディタの使い方をご理解いただくために、 WalkMeとしてご提供可能なリソースやサービスは以下の様な例がございます。 WalkMeご検討のお客様にセールスエンジニアによりハンズオンを含めたエディタのワークショップを行わせていただく 弊社の導入プロジェクト内では、コンテンツ作成のご担当の方に、スキルトランスファーを実施させていただく ご契約いただいたお客様にはe-Learningのコンテンツを無償でご提供 弊社のサポートサイトでは日本語のコンテンツを順次追加 などなど ご検討・ご契約頂く内容により対応内容が異なるケースがございますので、 ご興味をお持ちの方は、まずは弊社までお気軽にお問合せください。 今回は「ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor」と題し、 WalkMeの管理者ツールであるWalkMe Editorの 日本語インターフェースのお知らせと、 コンテンツ作成に求められるスキルについてお話しました。 次回以降は、実際のコンテンツ作成の方法について、 少しづつDeepDiveしていきたいと思います!  ■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■ 第一回:WalkMeを動かすときに必要なことは? 第二回:WalkMeはどんなシステムで利用できるのか? 第三回:ノーコード・ローコードでコンテンツ作成:WalkMe Editor(本記事) ...

by WalkMe Team, March 5, 2021

こんにちは、WalkMeのセールスエンジニアのSです。 WalkMeブログとして、これまで主にマーケティング目線での記事を発信して参りましたが、より技術的な観点でWalkMeを知っていただくための記事も発信していきたいと思います。 セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説、第二回目です。 第一回目で「WalkMeを動かすために必要なことは?」と題し、スニペットと拡張機能が必要であることをお伝えしました。 今回は「WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?」についてお話しします。 まず、”対象のシステムの条件”についてお話ししましょう。対象のシステムの条件は、スニペット又はブラウザの拡張機能が必要であることから、   ”Webブラウザ上で動くシステム”   が条件となります。  (※ここではWalkMe for Webについて言及しています。) 「”Webブラウザ上で動くシステム”ならなんでも良いのか?」と言う疑問があるかもしれません。原則Yesです。   具体的には、以下のようなシステムが対象となります。 SaaSのシステム:SalesforceやConcurに代表されるクラウドサービス スクラッチのWebサイト:自社ホームページやECサイト 社内ユースのWebサイト:社内イントラ上のWebサイト  など Webブラウザで利用できるシステムであればなんでも対象となりえます。 (※例外的にWalkMeが稼働できないWebサイトやシステムもありえますので、事前の稼働確認や実績を確認しご提案・ご契約いただきます。) ここで、さらにこんな疑問を持たれた方がいらっしゃるかもしれませんね。 「イントラ上のWebサイト”でも動かせるの?」 「イントラのサーバーに何か設定が必要なのかしら?」 「WalkMeからイントラのサーバーに通信しないといけないのでは?」 ご心配いりません。動かすために必要なことの、”スニペット又は拡張機能”さえあれば、動かすことができます。 インフラ的な観点で考えると、以下がWalkMeのシステム構成になります。 矢印が通信を表していますが、ご覧いただける通り、対象システムとWalkMeの間での通信の矢印はありません。 WalkMeと対象システムとの間のシステム間連携は不要です。 ”対象システム側の設定は不要” ”ブラウザとWalkMeとの通信ができれば成立” であることが、ご理解いただけましたでしょうか。 (※ご要件により連携が必要なケースもございます。ご自身のシステムが対象になるかどうかご相談されたい方はお問合せフォームからご相談下さい。) 今回は、「WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?」と題し、利用できるシステムの種類や条件についてお話ししました。 WalkMeの動作概要について理解いただけたと思いますので、次回はコンテンツの作成に焦点をあて、WalkMe管理者のツール”WalkMe Editor”についてお話しします。 ■セールスエンジニアによるデジタルアダプション実装解説シリーズ■ 第一回:WalkMeを動かすときに必要なことは? 第二回:WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?(本記事) ...

by WalkMe Team, February 16, 2021

こんにちは、WalkMeのセールスエンジニアのSです。 このブログでは技術的な観点でWalkMeを知っていただくため、エンジニアの視点から、デジタルアダプションプラットフォームであるWalkMeの実装方法や機能についてお伝えしていきます。   第一回目は、WalkMeの導入をご検討されるお客様が必ず疑問に思われる 「WalkMeを動かすために必要なことは?」=WalkMeはどうやって動かすのか? についてお伝えします。 まずは簡単にWalkMeのアーキテクチャ(主要3コンポーネント)についてお話ししましょう。 WalkMeは以下の3つの構成要素から成り立ちます。 オーバーレイ Playerと呼ばれ、エンドユーザーのブラウザ上で既存システムにオーバーレイの形でWalkMeコンテンツを表示します。 コンテンツ作成用のツール Editorと呼ばれるツールにてコンテンツを作成します。 アナリティクス Insightと呼ばれるポータルにてWalkMeにて取得した各種データを様々な角度から分析できます。 ここで管理者が作成したWalkMeのコンテンツが、エンドユーザーが見ているWebサイトにオーバーレイされるためには(Playerにて再生されるためには)何が必要なのでしょうか?   答えは スニペット(scriptタグ)です。 ご契約頂くと発行される1行のスニペットを、お客様のサイトのHTMLコードのheadタグに追加して頂きます(サイト管理者の方なら馴染みのあるGoogleアナリティクスのアナリティクスタグを入れるのと全く同じイメージです)。 スニペットが挿入されたページにエンドユーザーがアクセスすると、ページの表示と同時に(正確にはHTMLのコードの順に従います)WalkMeのスニペットが読み込まれ、WalkMeのスクリプトが実行されWalkMeコンテンツが表示されます=オーバーレイされます。 ※もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、Google タグマネージャーのようなタグ管理ツールをすでに導入されておられれば、そこにWalkMeのスニペットを追加していただくだけで簡単に導入できます。 一方、「あれ?自社で利用しているCRM(SaaS)にスニペットなんて入れられたかな?」と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。はい、ご利用いただくSaaSにもよりますが、一般的にはSaaSにてスニペットを追加できるサービスはごく稀です。 そこで、WalkMeではスニペットでの対応ができないケースの対応として、ブラウザ拡張機能をご用意しております(Chromeの場合Extension、IEの場合はアドオン)。 SalesforceやSuccessFactorsなどでWalkMeをご利用いただく場合は、エンドユーザーのブラウザにWalkMeにて提供する拡張機能を導入していただくことで、エンドユーザーが対象のシステムにアクセスすると、拡張機能が動作しスニペット同様にWalkMeのスクリプトが実行され、WalkMeコンテンツが表示されます=オーバーレイされます。 ※ WalkMeでご提供するExtensionはエンドユーザーのブラウザ環境について幅広く対応しております。対応ブラウザについての詳細は担当の営業またはSEまでご連絡ください。 スニペット又は拡張機能がWalkMeを動かすために必要であると、ご理解いただけたかと思います。 導入検討に際し、お客様環境により制約などある場合もございますので、ご不明な点はお気軽にお問い合わせ下さい。 今回は「WalkMeを動かすために必要なこと?」と題して、WalkMeを動かす(オーバーレイする)ための方法についてお話ししました。 次回は、「WalkMeはどんなシステムで利用できるのか?」についてお話しします。 ...

by WalkMe Team, January 28, 2021

デジタルツール利用状況調査から読み解く テレワークを成功に導く4つのデジタルアダプション コロナウィルスの影響で、世界中でテレワークが加速されています。日本も例外ではなく、首都圏を中心に在宅勤務を導入する企業が増えています。この記事をお読みいただいている皆様の会社でも、一部または全体で、在宅勤務が導入されているかもしれません。 では急激に進む働き方の変化に、企業で働く従業員はどのような反応を見せているのでしょうか。WalkMeは日経BPコンサルティングと、テレワークを経験したビジネスパーソンがテレワークに対しどのような評価を持っているのかについてアンケート調査を行いました。 結果として興味深かったのは、テレワークでの効率性や働き方の満足度に、デジタルツールを使いこなせているかどうかが影響を与えている点です。オフィスで仕事をしているときには当たり前にされていた、ちょっとした確認や質問は、姿が見えないテレワーク環境では気軽にしづらい場合があります。ほとんどすべてのことをシステム経由で行うことになるテレワーク環境ではこれが業務の効率性やストレス度合に大きく影響するようです。   出典:「テレワークを成功に導く4つのデジタルアダプション」(WalkMe/日経BPコンサルティング) 調査の結果から、テレワーク環境に対し、デジタルツールを使い慣れている人ほど、テレワークに対してプラスの評価を持っており、逆に使い慣れていない人ほどマイナスの評価を持っている人が多いことが見て取れます。 誰でも同じように最初からデジタルツール、つまりオンラインでのシステムを使いこなせる環境を用意すること、すなわちデジタルアダプションの推進が、テレワークやデジタルトランスフォーメーションを成功させるカギとなります。   ポイントは4つ。 迷ったときにリアルタイムに解決できる手段を用意すること 操作はできるだけ自動化して、入力を最小限にすること データ入力にミスとストレスをなくすため補助すること 操作になれていないユーザーを見つけプロアクティブにサポートすること   WalkMeは上記のポイントすべてを、Webアプリケーションの画面上にナビゲーションやガイド、操作のオートメーションを実装するデジタルアダプションソリューションを提供しています。 WalkMeのデジタルアダプション  ※ 調査レポートの全文はこちらからダウンロードしていただけます。 テレワークを成功に導く4つのデジタルアダプション ...

by WalkMe Team, January 28, 2021

地球全体を覆うプレートはとても神秘的です。その境界と相互作用は、巨大地震を引き起こすなど、私たちの環境に大きな影響を及ぼしています。しかし、意外と知られていないのは、実はプレートが地球の気候を安定させ、私たちにとって住みやすい環境を作ってきたということです。 たまに、通常のビジネスのやり方をシフトする地殻変動が起こります。最も直近の地殻変動は、今現在も進行中のものです。そして、どうすれば「通常のビジネス」に戻ることができるかを考えるのではなく、私たちは今、この「次の通常(ネクストノーマル )」をとらえ、新しいビジネスの現実を受け入れるという重要な意思決定を行う場面に直面しています。 (本記事は、「Digitization Is Tectonically Shifting Your Organization. Are You Ready?」の抄訳です。) 2ヶ月で10年分のデジタルトランスフォーメーション この地殻変動をかつてないものとして特徴づけているのは、私たちの世界のデジタル化です。パンデミックの前、私たちの身の回りで起きていたデジタル変革は、明確な先行者(Leaders)と遅れをとる者(Laggards)を生み出しました。先行者は、最新のテクノロジーを取り入れ、フルスピードで前に進みました。一方、遅れをとる者は、デジタルトランスフォーメーションの移行に期限を設けず放置していました。皆さんもお分かりのように、期限のないことの問題は、最終的には手遅れになってしまうことです。長く待ちすぎた私たちは、もう今は急いで追いつかないといけないのです。 しかし、ネクストノーマルといえるこの地殻変動は、先行者と遅れをとる者の間の溝を広げるとは限りません。むしろ、各組織にとっては、デジタルトランスフォーメーションの取り組みに優先順位をつけるチャンスといえます。新型コロナ危機の特徴的な点は、10年に及ぶデジタルトランスフォーメーションを2ヶ月で実現することを組織に強制したことなのです。 その好例が医療業界です。イギリスでは、2019年にビデオ会議を介して行われた診療は、初診の1%未満でした。ロックダウンの状況下では、100%の患者が遠隔でトリアージされ、その後、対面で診療を受けたのは 7〜8% のみです。さらに、銀行業界のオンラインバンキングは、劇的にデジタル化が進見ました。オンラインでの手続きは、新型コロナ危機の間に、10%から90%に上昇しましたが、サービス品質の低下はなく、コンプライアンスの点では向上しました。そして、小売業は、オンライン注文の品物を2時間以内に配達するエクスプレスサービスを立ち上げる必要がありました。 「ネクストノーマル 」で組織に起こる地殻変動とはどのようなものでしょうか?あなたが先行者であろうと、遅れをとる者であろうと、今すぐにでも実行できる最大の地殻変動は、BCP(事業継続計画)と予算の優先順位の見直しの2つです。 BCP(事業継続計画)の完全な書き換え 現在のBCP(事業継続計画)は、すべて9.11の惨劇の後に構築されたもので、復旧、ハウジング、サーバーバックアップなどに重点が置かれていました。BCPは組織的に必須のものであり、企業はBCPで定められたシステムのために何十億もの投資をしてきた。今回の新型コロナ危機に対しては、残念ながら多くのBCPがデジタル部分の対応が全く伴っておらず、このような災害時に事業継続性を確保するための準備ができていませんでした。私たちが新しい現実に対応するためには、これまでのBCPを捨てて、完全にゼロから書き直す必要があります。 予算の優先順位見直し 一般的に、危機的状況に陥った場合、まず最初にするのは予算の削減であり、それも大規模な予算の削減(最大20%程度)が行われます。組織のCIOや購買部門にとっては、特に事業継続性を確保するためのテクノロジーが担う役割を考えると、これは厳しいことです。ネクストノーマルにおける予算の優先順位見直しは、多目的SaaSプラットフォームに焦点を当てることになるでしょう。また、予算の優先順位見直しはソフトウェアの利用状況に基づいて行われるため、組織全体でどのようにソフトウェアが利用されているかを可視化することが重要といえます。 *      *      * 新型コロナ危機による地殻変動は、まさにデジタル化のネクストノーマルへと導くものです。ネクストノーマルは、すでに始まっていて、デジタル技術を最大限に活用する、より快適なビジネス環境へ私たちを導く可能性を秘めています。 Rafael Sweary, President and Co-Founder of WalkMe, the leading...

by WalkMe Team, July 1, 2020

Rafael Sweary President and Co-Founder of WalkMe, the World's First Digital Adoption Platform (原文:https://www.linkedin.com/pulse/focus-future-dawn-next-normal-brighter-than-you-might-rafael-sweary/) この数ヶ月間、私は、世界中の皆さまと同じく、新型コロナの影響の大きさを経験しました。この出来事はすべての人に影響を与え、私たち個人や企業は、これまで当たり前だと思っていたものについて、再考し、戦略の見直しを余儀なくされています。私は先日、フォーブス誌で、「人を第一に考える」ことが「ネクストノーマル」における事業継続性にいかに重要かについて、私の考えを話しました。本記事では、危機から新時代の幕開けに向けての転換点について話したいと思います。何が変わったのか、ネクストノーマルにおけるビジネスはどう変わるのか、考えてみましょう。 混乱の状況について考えた時、これ自体は、私たちが思っているほど怖くないのかもしれません。私は、長期的にはビジネスの規範を変える4つの大きな変化が起こると考えています。 BCP(事業継続計画)は新しい定義をもつ BCP(事業継続計画)は、これまでは一時的な危機(セキュリティ侵害や事故、災害など)のために策定されてきました。これらの計画には明確な始まりと終わりがありました。ほとんどの企業のBCPでは、新型コロナほどの規模の事態を考慮に入れていませんでした。現在のコロナ禍の状況は、働き方を新しい形へと進化させることを余儀なくさせました。即時的、一時的な対応策を見つけるのとは異なるのです。 今日では、BCPは長期のスパンで考えるべき計画であり、どのような状況でも企業のスピード感と適応能力を維持することに重点を置く必要があると理解しています。 リモートワークはもはや選択肢の一つではなく必須である 新型コロナのパンデミックの前は、企業全体でのリモートワークの準備ができていたのは、22% の企業に過ぎませんでした。2020年3月には、ほとんどの企業は、準備ができているかどうかに関わらず、在宅勤務・リモートワークを義務付けるしかありませんでした。 企業は、デジタルテクノロジーへの依存度が高まり、従業員をサポートするためには、適切なデジタルツールを導入する必要があることに気付かされました。 リモートワークがより恒常的なものになりつつある中で、企業はコミュニケーション、オンボーディング、トレーニング、生産性、従業員のエンゲージメントを最大化するために、デジタルテクノロジーを評価し直す必要があるでしょう。 カンパニーカルチャー2.0が到来し、これからも進化し続ける 企業は、自社の価値観を反映し、従業員の幸せとエンゲージメントを維持するために、企業文化を作り上げようと努力しています。年に一度の忘年会やパーティーができなくなった今、企業は従業員に、できる限り最高の職場体験を提供できるようにしなければなりません。 従業員は組織にとって最も貴重な資産です。今時点の従業員への投資とケアが多ければ多いほど、企業はネクストノーマルの時代に成功する可能性が高くなります。 デジタル・オファリングは、収益を高める デジタルで顧客にサービスを提供できない企業は、最近本当に苦しんでおり、立ち直るのに苦労しています。ネクストノーマルでは、より多くのプロセスがデジタル化され、コミュニケーションがバーチャル化されることが求められています。 私たちは、すべての商品やサービスがデジタル技術を通じて手に入る、非接触・非対面型の時代に突入しています。そのためには、顧客が操作しやすく、従業員が使いやすいデジタル製品に企業は投資しなければなりません。 テクノロジーへの優先度のシフトは明白です。新型コロナ以前の企業は、「Nice-to-have」というレベルでデジタルテクノロジーを検証していたかもしれませんが、今日では、コアビジネスにとって重要でないものはすべて削減の対象となります。予算削減はすべての組織で行われ、ROIを最大化するためには最適なソフトウェアの決定を行う必要があります。ニーズに合った適切なテクノロジーを見極めた企業は成長していくでしょう。 *     *     * ネクストノーマルは(今までとは)異なります。私たちは決してもう 「戻る」ことはできませんが、より良いビジネスプロセス、より良い働き方、そしてより強い企業と製品、そうなるための素晴らしいチャンスが来ているのです。今がその時です。 ...

by WalkMe Team, June 15, 2020

新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、多くの企業がリモートワークを推奨する中、リモートワークに必須となるリモート会議ツール、その代表格である Zoom が注目を浴びています。そして、リモートワークをうまく機能させるためのノウハウも、これまで実践してきた企業や個人からインターネット上で共有され、一気にリモートワークが浸透する機会となっています。 さらに、新卒採用・経験者採用においても、オンライン説明会やウェブ面接が広まりつつあり、今後、採用後の「オンボーディング」のプロセスについてもリモートで実施できる体制が求められつつあります。 オンボーディングとは、新しい社員が会社に入り、業務やチームに馴染み、組織の一員として戦力になるまでの一連の受入れ〜定着化〜戦力化のプロセスのことを指します。 オンボーディングは、通常のオフィスでの受け入れにおいても、新入社員の短期離職を避け、より短い期間で新入社員が力を発揮して、組織の戦力となってもらうために、非常に重要なプロセスです。リモートで実施する場合には、さらに注意が必要となります。 本記事では、リモートワークでの新人のオンボーディングを成功させるためのベストプラクティスを紹介します。 オンボーディング設計 オンボーディングプロセスを整理・定義する 入社時にするべきこと入社当日翌日などまずすぐにやるべき、PCセットアップ、入社手続き書類、など、主に人事・情報システム部門が行うべきタスクをまとめます。 最初の1週間、1ヶ月で行うべきこと各種ツールが使えるようになる、関係するチームメンバーと顔合わせするなど、いつ頃までに何をしておくべきかおよそのスケジュールを作ります。 継続的に行うべきこと上長との1:1、チームの週次定例mtg、全社mtg、など継続的に行うことを定義します。 新人メンバーが知るべき情報を全てリストアップして、ToDoリストとして渡せるようにする Onboarding Checklist は、全社共通のものが1つと各部で1つ必要となることが一般的です。 リモートでオンボーディングをするために適したツールを使いましょう リモート会議ツール(Zoom, Whereby(元appear.in), Googleハングアウトなど)→ 1:1〜N での会話やレクチャーに用います。 デジタルアダプションツール(WalkMeなど)会社に中にある様々なシステム、例えば、経費精算、勤怠管理、各種申請、顧客管理、営業管理、問合せ管理、これらをどの画面から何ができるのか、まずどのように操作するのか、各種システムの操作をガイドするのがデジタルアダプションツールです。マニュアルを用意して操作方法を学んでもらうこともできますが、マニュアルを読んでもらえない、マニュアルを読んでもいざ画面操作の時にわからなくなるなど効果を発揮しづらいです。 eラーニングツール → Litmos のようなeラーニング学習管理システムや、一般ビジネス教養を身に付けられるグロービス学び放題など、多様なツール・サービスが日本国内でも展開されています。コンプライアンス、セキュリティなどほぼ全員が受けるべき知識研修は eラーニングツールが適しています。 情報共有、ナレッジ蓄積ツール → Confluence, Kibela, Qiita Team,など。各部の業務に関するナレッジを蓄積するには、社内Wiki が適しています。 Technical Onboading(技術的オンボーディング) 会社内の手続き、ルール 勤怠、経費精算など勤務する上で必要な手続きやルールを伝えます。主なポイントと詳細の調べ方、問合せ先をまとめます。 各種ハードウェア PC・携帯電話など業務に必要なハードウェアを準備します。リモートの勤務場所に送付してリモート接続経由でセットアップする、もしくは、一度オフィスに来てもらってセットアップする、などの方法が考えられます。 各種ツールの使い方 コミュニケーションツール(メール、Slackなど) 情報共有ツール(Confluence, Sharepointなど) ファイル共有ツール(Box, Google Driveなど) 社内申請ツール(経費精算のConcur,...

by WalkMe Team, March 26, 2020